
6月末で閉店してしまった六本木の青山ブックセンター。上京してからの思い出も詰まったこの店で、ちょっとセンチメンタルな気分でいつものように ファッション雑誌のタイトルチェックをしておりました。これはもう職業病みたいなもんです。紙メディアの危機とはいえ、やはり平積みされた雑誌を眺めると時代が見えてきます。この日目に止まったのは、「ちょっとだけ丁寧な暮らし」という『CLASSY. 』の7月号。この時期、他誌では着回しネタが花盛り。ファッションではなく、「暮らし」をタイトルにするとは、なかなか思い切っていて、なるほど、と納得です。